
だけど、なかなかうまく文章をまとめることができない、
書いたけど頭の中の内容とめちゃくちゃギャップがある・・・と悩んでいませんか?
今日はそんな悩みを少しでも解消できる文章のテクニックを紹介しますね。
こんな読者の悩みを解決していきます
- 文章を書こうとすると固まってしまう
- あなたの気持ちをうまく文章にすることができない
- あなたの思いと書き上げた文章との間にギャップを感じる
それではさっそく進めていきましょう。
参考
・少しでも読みやすく、わかりやすい文章を書きたい方
・文章の「校閲・推敲」に時間がかかっている
こんな方には>>あなたの文章をもっと読みやすく。文章作成アドバイスツール【文賢】
【コツ】文章が苦手な人こそ、短くまとめることを心がけましょう

文章は短くわかりやすく
あなたの書きたいことを書かないようにしましょう
文章に自信がない人こそ、長文を書こうとせず、できるだけ書かないことを心がけてください。
あなたの書きたいことを書くのではなく、読んでくれる人の気持ちに寄り添い、「悩みが解消される答え」だけにフォーカスして書いてください。
伝えたいことがたくさんあるかもしれませんが、思いつくことをその場その場で書いていけばいくほど、話しがブレてしまい、読者には何も伝わらない文章になってしまいます。
あなたが初心者で、文章を書くのが苦手であればあるほど、です。
長文を「長文」と思わせないくらいの文章を書くスキルが備わるまでは、「短く書く」「簡潔に書く」ことを意識し、読者に伝えられる表現を学習しましょう。
文章表現の10のテクニック

まずはこれだけ気をつけておけばOKです
文章表現の10のテクニック
- 情報を減らすことなく、言葉を減らす
- 連続して同じ語尾は使わない
- 「〜たり」はちゃんと2つ以上のセットで使う
- 「れる」「られる」の使いすぎに注意
- 「!」「?」の乱用に注意
- ひとつの文にあれこれ詰め込まない
- 似た意味の言葉を繰り返さない
- 指示語は避ける
- 二重否定を避ける
- 具体性を盛り込む
ひとつずつ簡単に解説しますね。
①情報を減らすことなく、言葉を減らす
「〜することが可能です」→「〜できます」とか「〜が可能です」と短く言いかえる
「〜という」「〜こと」などの形式名詞は、なくても意味は伝わるので、できるだけ減らしてください。
ほかにも、「先ほどの件については、私が対応します」の「について」も、ついつい言葉の流れ的に使いたくなるのもわかりますが、情報を持たない不要な言葉なので「先ほどの件は、私が対応します」でも大丈夫ですよ。
②連続して同じ語尾は使わない
「〜です、〜ます、〜た、〜ですね、〜でしょう」
これは書き上げたあとに音読してみれば、文章の違和感にすぐに気づきます。
同じ言葉が連続しているだけで「ん?」となってしまいますよ。
同じ言葉が連続している時は、接続詞を減らすようにして、いったん「。」で区切りましょう。
箇条書きにしてみるのもいいですよ。
③「〜たり」はちゃんと2つ以上のセットで使う
良い例:「食べたり、飲んだり」
よく目にするのが、「友達と遊んだりしました」みたいな文章です。
この場合「友達と遊びました」が正解です。
④「れる」「られる」の使いすぎに注意
「思われる」「考えられる」は曖昧な印象を与えてしまう
「△△は〇〇と思われる」というと、筆者の感想のようになり読者は納得できません。
なるべく「△△は〇〇です」と断言するようにしましょう。
とはいえ、不確定なことやウソはいけませんよ。
⑤「!」「?」の乱用に注意
「!」「?」が多い文章は安っぽい記事になってしまいます
会話形式の記事では効果的ですが、通常の記事で多様してしまうと内容の薄い記事に見えてしまいます。
ボクも使う場合は1記事1回か、使わないように気をつけていますよ。
⑥ひとつの文にあれこれ詰め込まない
ひとつの文章にはひとつのことだけを書く 「一文一意」を心がける
ポイントは「が」の使い方。
「が」を多様してしまうと、文章がダラダラと続いてしまいます。
「が」で言葉をつなぐと、うまく文章がつながったように感じてしまうんですよね。
「が」で文章をつなぐクセがある人は注意してみてください。
⑦似た意味の言葉を繰り返さない
「使用が可能です」→「使用できます」でOK
わかっているようで意外と知らなかった(ボクも)日本語はたくさんありますよ。
「馬から落馬する」→「落馬する」
「目標をはっきりと断言する」→「目標を断言する」
「ダントツの1位」→「ダントツ」でOK
「返事を返す」→「返事をする」でOK
「炎天下の下」→「炎天下で」でOK
⑧指示語は避ける
「これ」「それ」「あれ」などは使わず具体的に示す
「こそあど言葉」と呼ばれる「あれ」です。
小説などの情緒が求められる文章は例外ですが、全ての読者に同じ解釈をしてもらいたい記事では可能な限り「指示語」は避けましょう。
例:「ココからわかるように」
→「図1の資料からわかるように」
例:その点につきましては今調べているところです。
→指摘していただいた商品の不備については今調べているところです。
というように、「これ」「それ」「あれ」がなんのことなのかを具体的に言い換えるクセをつけてくださいね。
⑨二重否定を避ける
二重否定は自信のない印象をあたえてしまうので使わないようにしましょう
・業務が遅延する可能性がないとは限りません
→業務が遅延する可能性があります
・多少のデメリットがないとは言えません
→多少のデメリットがあります
・その期限であれば間に合わないこともありません
→その期限であれば間に合います
二重否定はまわりくどく肯定する手法で、伝えたいことが曖昧になってしまうので避けるようにしてくださいね。
⑩具体性を盛り込む
数字を使だけで一気に具体的になりますよ
簡単な改善策としては、「どのくらい?」と自問したあとに出てきた具体的な数字を使うといいですよ。
「今月はたくさん走りました。」→どのくらい?
→「今月は週に3回のランニングで、合計50km走りました。」
「ボクは毎朝スクワットしています」→どのくらい?
→「ボクは毎朝6時に300回スクワットしています」
「締め切りが間近に迫っている」→どのくらい?
→「締め切りが3日後に迫っている」
この記事のまとめ

伝えたい情報量のわりに文章が長いというのは大人になればなるほどよくある問題です。
文章を書くのが苦手な人ほど、無駄な言葉を多く使い、簡単な文章をわざわざ難しくしてしまうんですよね。
情報の量が同じなら、短い文章ほど伝わりやすいというのを忘れないでください。
・書きたいことは書かない
・情報を減らさず、言葉を減らす
・数字を盛り込んで具体的に書く
上記の3点に気をつけるだけでも、文章はシンプルにわかりやすくなりますので覚えていてくださいね。
文章を書く勉強におすすめの本
ボクが一番最初に読んだ本です
「話し言葉」を「書き言葉」に変換するノウハウが学べますよ。
「書く技術」は一生使える「武器」になる。
何度も読み返している本です
「完読」されることにフォーカスした内容で、様々なテクニックを習得できますよ。